皆さんは、ご自身のベストの体重を知っていますか? 一般的には、国際的な標準指標であるBMI(Body Mass Index:体格指数)が22であることが標準とされています。BMI=体重kg/(身長m)2で、計算して求めることができます。

 しかしながら、この体重は、筋肉量や体脂肪の量を考慮していません。ですから、個々のみなさんのベストの体重(適正体重)は、必ずしも、BMI=22とはいえません。

 ただ、腎臓の立場からみると、体重が多いと、腎臓で処理しなければいけない老廃物の産生量も増えます。また、適正体重を上回った体重の分は、糸球体の内圧増加につながることも知られています。ですから、ちょっと、ベストの体重をオーバーしているな、と思ったら、食事に注意して、ゆっくりと減量することで、腎臓に優しい体型になることができます。

 減量のメリットとしては、クレアチニン値の低下、尿タンパクの減少、血圧改善、インスリン感受性改善、尿酸値低下などなど、数多くのメリットがあります。

 特に、気になる方は、最近は体の組成がわかる体重計が数多く販売されていますから、それで、毎日、セルフチェックすることも、とても大切です。