【Q】
 はじめまして。堀江貴文さんのYouTube(下記)からこちらのサイトを知り質問させていただきたいです。現在40歳ですが、GFR早見表で63.5という数字でした。血液検査の血清クレアチニンの値が数年間0.7で、昨年から0.8になってしまい、ここで食い止めたいと思っています。たんぱく尿や糖の値は異常ありませんが、成長期にステロイド剤を長年飲んでいたため腎臓が弱っていないか大変心配です。
 実際に食べ物の消化に時間がかかるので、強い体ではないと思います。たんぱく質以外に、糖質も腎臓に負担をかけると聞いたことがあるのですが、痩せ型のため、ご飯やたんぱく質を減らすのも心配です。運動は始めました。腎臓にいいとされる漢方薬も始めましたが、薬は逆に腎臓に負担をかけてしまうのでしょうか?
今からできる対策として、摂取したほうがいいものやしないほうがいいもの等、なにが必要でしょうか。教えていただきたいです。

【A】
 まず、文面を拝見して、最初に気になったのは、体重と飲水量です。体重が身長に比較して、適正体重でいるかどうかです。また、昨年から今年にかけて、体重の増減がなかったかどうかです。何故かというと、体重がクレアチニンの値に影響を与えるからです。もしも、適正体重よりもオーバーしていたり、体重が増加傾向にあるようでしたら、減量が確実な血清クレアチニン値の低下に期待が持てます。
 次いで、飲水量ですが。1日のクレアチニンの尿への排泄量は一定ですので、1500ml/dayを目安にしていただければと思います(夏場はさらに追加が必要です)。飲水量、すなわち尿量が少ないと、本来は尿に排泄すべきクレアチニンが血液中に残るために検査をすると高めの値を示すというのは、しばしばみられることです。
 また、食べ物の吸収に関してですが。3つ、ポイントがあります。吸収に時間がかかることは、糖の吸収がゆっくりである点は利点であり、血管を傷つける食後の急峻な血糖値の増加を防ぐことができます。次に、吸収がゆっくりである点は、元々の消化管機能低下と水分摂取不足が原因と考えられます。最後の便秘の有無です。もしも便秘があれば、尿毒素のある程度は、便虫に放出されますので、漢方等もその改善にもちいるのは、有用です。