< 米国心臓病学会 >
・・・スマートフォン(スマホ)は、年々、進化し便利なツールで、もはやスマホがないと不自由を感じる時代になってきました。ところが、今回の発表は、注意点があるというものです。これまでは、ブルーライトによる不眠などが問題視されてきましたが、今回は、体重です。

 今回の発表では、1日のスマホ使用時間が5時間以上だと、肥満のリスクが上昇するというもの。この研究で、対象となったのは、シモン・ボリバル大学(コロンビア)の学生1,060人です。うち男性が360人(平均年齢20歳)、女性は700人(19歳)でした。研究者らは、スマホ使用時間とBMIの関連に着目して、検討を行いました。

 その結果、1日にスマホを5時間以上使用している人は、肥満のリスクが43%も増加することが確認されました。スマホの使用時間とBMIの間に有意な関連が認められたという内容でした。

 その理由としては、1日5時間以上スマホを使用していた人は、5時間未満の人に比べると、運動不足、砂糖入り飲料、ファストフード、甘い物やスナック類の摂取量が多いという、ある意味もっともな生活習慣が該当するとされた。

 確かに、スマホを使うには座りがちになり、最近の話題の通り、座っている時間が長くなると、早期死亡、糖尿病、心疾患、種々のがん、骨関節の不快症状、筋骨格症状などのリスクが増大するとされています。それを、別の角度からみたのが、スマホ使用時間かもしれません。

 特に、今は自粛のため、スマホをついつい使用する時間が自然と増えているかもしれません。それ以外の時間の確保が、実は体力低下や免疫力低下につながり、ウイルス感染対策にもつながるのではないでしょうか。