< https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31196815 >
・・・近年登場した、抗糖尿病薬であるSGLT2阻害剤は、本来の血糖コントロール以外のさまざまな効果が報告されてきています。今回は、SGLT2阻害剤の一つであるダパグリフロジン(商品名:フォシーガ)を用いることで、糖尿病患者の動脈硬化を伴う腎機能保持に有益な効果を示すことが示されました。

 イスラエルのHadassah Hebrew University Hospital のOfri Mosenzon先生らが、ECLARE-TIMI 58という大規模試験のサブグループ解析によって、動脈硬化の進展抑制によって、腎機能の低下予防に有意な結果を示し、Lancet Diabetes & Endocrinology誌オンライン版に報告しました。

 実際に、我々も、SGLT2阻害薬をうまく使いこなすことによって、短期間でも腎臓にとって危険因子となる複数の項目を改善することができています。従来の抗糖尿病薬にはなかった効果を実感しています。