【Q】
30代男性です。腎臓に悪影響を及ぼしにくい鎮痛薬と、質問コーナーで載せてましたが、具体的にどのような薬があるのでしょうか??
良く頭が痛くなると、気軽な気持ちでロキソニンを飲んでいるので、名前を教えていただけると助かります。

【A】
ご質問、ありがとうございます。頭痛や関節痛などで、悩みを抱えている方が多いのも事実です。ロキソニンもひと月にたまに服用する程度でしたら、大きな異常は認めませんが、腎機能が少しでも低下していると、腎機能の悪化の心配があります。実際、腎不全の方に対して、ロキソニンは「禁忌」です。
 そのような中、どうした薬が良いか。副作用の少ない順序でみていくと、アセトアミノフェンがまず、おすすめです。製品名で言うと、カロナールになります。アセトアミノフェンは、量を調整すれば幼児や子どもにも使用できる薬剤です。すでに、市販薬としてドラッグストアでも販売されています。CMなどでも、ラックル 12錠(第2類医薬品)などが、その一例です。ただ、市販薬で効果が今一つの場合は、もっと高用量でも使用できるのですが、この際は病院でご相談下さい。
 次いでは、細かな話になりますが、この前の話にもとりあげました、プロスタグランジンH 合成酵素の2つのアイソフォームであるCOX-1とCOX-2を阻害する作用のうち、腎血流維持により直結するCOX-1の阻害は行わず、炎症や痛みの惹起にCOX-2 選択阻害薬としていくつかの薬剤が登場しましたが、心臓に対する副作用などもあり、結果的には、セレコシキブ(薬剤名:セレコックス)は腎障害を発症しにくいといわれています。
 さらに、高度の疼痛に対する薬剤や、片頭痛の場合の薬剤もありますので、場合によっては、病院で相談された場合がよいかもしれません。