< https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31142450 >
・・・ファストフードの摂りすぎは健康によくないという認識は広がっていると思います。しかし、今回は有名な英文誌BMJに掲載された研究報告では、単に肥満になりやすいという程度ではなく、死亡のリスクを大きく高めるという内容でした。

 この論文では、超加工食品として、ハム・ソーセージなどの加工肉、砂糖入り飲料、カスタード、アイスクリーム、ミルクシェイクなどの乳製品、フレンチフライ、マフィン、ドーナツ、クロワッサンや菓子類などを対象としており、この超加工食品を日常で摂取量が多いことに警鐘を鳴らしています。

 超加工食品を日常でよく摂取する人にみられる傾向として、間食や3時間以上のテレビ視聴の割合が高いこと、1日のコンピュータ使用時間や昼寝の時間が長くて、座位の時間が長いこと、総脂肪摂取は多く、タンパク質や炭水化物の摂取が少ないことなどを示しています。

 さらには、BMI値が高く肥満傾向であることはわかるのですが、それ以外に、喫煙者が多く、大学教育レベルが高い(大学院、博士号取得者)、心血管疾患、がん、糖尿病、高血圧、高コレステロール血症、そして、うつ病の家族歴を持つ者が多いとの結果も伝えています。

 そして、結論では、従来から言われている、加工の割合が少ない食材からなる地中海食のような食事を心掛けるようにとスペイン・ナバラ大学の研究者らは述べています。

 日々の食事の影響は、さまざまなかたちで健康の維持に影響を与えてくるということが再確認できました。出来合いの食事には要注意ということですね。