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・・・運動不足がよくないといことは、さまざまなメディアでも、とりあげられることが多くなっています。「腎臓リハビリ」という概念が登場し、透析中であっても、可能な人は、下肢を中心とした運動が推奨されるようになってきています。

 これらの目的は、主には、フレイルやサルコペニアと呼ばれる、筋肉量や骨量減少に伴う活動性の低下を予防するところにあります。運動をすると体内でブドウ糖がすぐに消費され、血糖値が下がることで、習慣的な運動は、エネルギー摂取量と消費量のバランスが良くなって、血中のブドウ糖の量をコントロールするインスリンが効きやすい体質に変わっていきます。つまり、活動に必要な筋肉などに、十分な栄養が届くということになります。

 今回の報告は、そうした効果に加えて、脳内でも、インスリン抵抗性を運動によって改善させることができるというものです。その結果、脳機能を向上することができ、認知機能がすでに低下しつつある人でも、運動によって、脳機能を改善できることを明らかにしています。 やはり、運動の効果は全身に及ぶのですね。