【Q】
姉がIgA腎症という診断をされました。会社の健康診断の尿検査で、少しひっかかったということで、病院でもう一度、検査を受けたら、尿に蛋白がでているということで、先月に1週間入院して、検査したところ、また、入院して治療が必要と言われました。
 何も症状もないし、元気そうなのに、たびたび入院が必要で、何か強い治療をするとか、手術もいるとか。急に、いろいろ言われて、参っているみたいです。
 去年も健康診断で尿にタンパクが出ていて、そのときは、様子見ましょうで終わったのに。なにが、今年と違うのかわかりません。このまま経過観察ではまずいのでしょうか?
 やっと、新しい会社に入ったばかりで、入院や治療の開始を待ってもらおうかなとか、言っています。ネットで調べても、IgA腎症というのは、慢性の病気で、そんなに急いで治療がいるのか、正直、半信半疑です。正確なところを、教えてください。

【A】
お姉さまのこと、心配ですね。一般的に「腎炎」といわれていますが、感染症で高熱が出るけれど、治療で治るのが「腎盂腎炎」ですが、普通に「腎炎」というと、正確には「糸球体腎炎」と呼びます。この糸球体腎炎の中で、最も多いのがIgA腎症です。IgA腎症は、日本で多く、他にもアジア太平洋地域の諸国で多くみられます。一方、欧米では比較的少ないことが知られています。
 ということで、今回より、IgA腎症についての特集を5週にわたり開始しました。