< http://www.med-gakkai.org/jsge2019/index1.shtml >
・・・ピロリ菌の認知度はかなり高まり、除菌治療に関しても、広く知られる時代になってきました。そのように、除菌治療が一般的な治療と定着してくるとともに、除菌前と除菌後の変化についても、知見が積み重なってきています。

 今年度の、日本消化器病学会総会のシンポジウム「ヘリコバクター・ピロリ感染症の残された課題」において、山形大学医学部の消化管チームが、ピロリ菌の除菌成功者において、体重増加に注意が必要と発表した。特に50歳代後半で多くなっているとのこと。

 除菌が成功することで、消化器症状の改善に伴う過食や、消化管の環境が変化することなどが、原因と考えられるが、確定的なことはまだ不明。肥満やメタボリックシンドロームの増加につながるとすれば、除菌後のフォローアップも重要ということになる。