【Q】今年の検診でeGFRが急に下がりました(73から64)。お酒も多少飲みますし、プロテインも飲みます。ただ、免疫UPの為にビタミンDを摂取していました。ビタミンDが原因ではないかと思いますが如何でしょうか?

【A】eGFRの低下、ご心配のことと思います。まず、ビタミンD自体に関しては、腎臓がビタミンDの最終段階の活性化(水酸化)を行っているように、ビタミンDは、規定の服用量であれば、腎機能低下に影響を及ぼしている可能性は低いと考えます。
 ただ、ビタミンDとあわせて、カルシウムのサプリを多く摂取しているなどして、カルシウム濃度が高い上に、ビタミンDを摂取すると、高カルシウム血症となり、症状のひとつに多飲多尿による脱水で腎機能低下が生じる可能性はあります。それでも、このような状態になると、普通は、食欲低下、倦怠感などの症状も伴いますので、それらがなければ否定的です。
 次いで、ビタミンDと関係なく、短期間で腎機能低下がみられるものとしては、比較的多いものから順に、体重増加・薬剤性腎障害・脱水・利尿剤・下痢などが原因として多いですね。もう少し長い期間で、eGFRが低下したのであれば、利尿剤もそうですが、降圧薬があわないものに変更になった際に、こうした変化がみられるケースが多いです。