糖尿病が腎臓病の最大の原因である ?

A
【正解】ノー (NO)
【ポイント解説】我が国のCKD患者、1330万人のうち、糖尿病性腎症(DN)の患者数は、1割にも満たないことが明らかです。しかし、DNを含む、糖尿病性腎臓病(DKD)の患者数は、もう少し増えます。しかし、糖尿病患者が現在、推測で約1000万人ですが、通院患者数は328万人にとどまっており、DKD患者の正確な数は不明です。
 ただ、重症の糖尿病患者は通院し、比較的軽症の糖尿病患者が未通院の多数を占めることを考えると、CKDの定義に該当する患者数は、やはり一部と考えられます。このような現況からも、まずは、軽症の糖尿病あるいは腎臓病患者の通院を促す取り組みが如何に重要であるかがわかります。
 それと同時に、「糖尿病がないから腎臓病にはなりにくい」という考えは、まったく的外れということにもなります。実際に腎臓が悪くなる人の大部分は、糖尿病以外にあるのです。その詳細は、これから、詳しく、とりあげていきたいと思います。