【Q】20代男性。クレアチニンについて質問です。
 昨年の健康診断で、クレアチニンが男:0.61~1.04が基準値のところ、1.0mg/dlと出ました。一応範囲内ですがかなりギリギリです。以前のメルマガに『クレアチニン値はクレアチニンが筋肉から放出される分子であるために、同年代の男性よりも筋肉質の方の場合にこういうケースが比較的多く見られます』とありましたが、自分も昔スポーツをやっており、今も週に1回の筋トレを続けているので、筋肉量は平均的な男性より多いと思われます。
 この場合もし今後クレアチニン値が基準よりも多く出てしまうことがあったら、ジム通いや筋トレを中止する(筋肉を落とす?)必要があるのでしょうか?生活習慣病やメタボ、喫煙の習慣は一切ありません。

【A】ご質問、ありがとうございます。
 すでに、ご理解いただいている通り。血液中のクレアチニン濃度は、筋肉量が多いと、高値になってきます。ただ、筋肉量によって上昇しているクレアチニン値は、腎機能に問題があるためではありません。安心のためには、これまで、度々取り上げてきました「シスタチンC」を一度測定していただき、真の腎機能を一度、ご確認いただくのがよいかと思います。
 生活習慣病やリスクはありませんので、まずは、あまり心配されなくてもよいと思います。一つ注意するとすれば、クレアチニン値が変動した際に、筋肉量の増減と関連しているか、あるいはメタボではないとのことですので、体重の変化と関連しているかを、今後ときおりは確認いただくのがよいかと思います。筋肉量が増していないのに、クレアチニン値が上昇したとなると、上昇の他の原因を早めにチェックするのが望ましいと思います。
 そのような次第ですので、今のジム通い等を制限する必要はないかと思います。