< https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31378120 >
・・・心房細動は加齢とともに有病率が増加し、動脈硬化がその背景にあることが増えてきております。一方で、コーヒーには、脂質異常症の改善など、いろいろな効能を有する可能性が、これまでにも知られてきています。

 今回の心房細動ですが、心房細動には、継続してみられるものがあり、抗凝固剤によって、脳梗塞などの予防を行うのが標準治療となっています。一方、発作性心房細動という突発的に心房細動がみられる患者さんもいらっしゃいます。

 そして、ではコーヒー摂取が心房細動のきっかけとなることが、これまでしばしば報告されていますが、明確なエビデンスが得られていませんでした。今回の研究は、Physicians’ Health Study(1万8,960人)という臨床研究に参加した男性医師における初の前向き調査です。

 コーヒー摂取量は自己申告により評価。心房細動発症率は年次調査票により評価し、統計解析により、結果として、1日1~3杯のコーヒー摂取で心房細動リスクが低いことが示されました。ここでも、コーヒーの有用性が示されました。ただ、夜遅くの摂取は不眠につながりやすいため、一日のどのタイミングで摂取するのが望ましいのかについての研究を待ちたいところです。