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・・・日本痛風・核酸代謝学会が、昨年に『高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン第3版(2019年改訂)』を刊行しました。尿酸というと、多くの方が痛風の原因として認知されていることと思います。しかし、尿酸値が高い(高尿酸血症)ことは、動脈硬化の原因にもなります。
 欧米では、痛風を合併しない高尿酸血症に対する薬の使用を推奨していませんが、今回の改訂されたわが国のガイドラインでは、腎障害を有する患者に対して、腎保護を目的に尿酸値を低下させる薬を使用することを「条件つきで推奨する」との指針を示しました。
 日本では、痛風患者は急増しており、100万人に達しています。一方で、症状は出ないうちにも、高尿酸血症が続くことで、腎・脳・心・血管病の原因や増悪させる因子であることを、しっかりと認識しておき、もしも、尿酸値の高値が続くようであれば、食事の注意と共に、場合によっては、薬剤で腎臓の保護を行っていくことも、大変重要といえます。